■一年を振り返って
今シーズンは最も悔しかった経験と嬉しかった経験の相反する2つがある。まず、私が悔しかった経験はSUI準決勝vs高知大IA戦で起こった。この試合は勝てば全国大会出場、開幕戦で負けた相手、尚且つ今期2度目のダービー、という背景のものであり、私たちは熱気に満ち溢れていた。開始早々、セットプレーから私たちIBが先制し、前半は理想通りに終えることができた。後半開始早々、問題のシーンは起こった。相手選手と1対1になった私はトラップが大きくなったのを見て、フロントダイブを仕掛けた。それを見た相手は慌てて私を交わそうとしたのち、宙を回って地面に転がり落ち、ボールはタッチラインを割った。その直後、主審の笛が鳴った。私はボールに触れることはできなかったが、相手選手にも触れていないため、相手のシュミレーションを取ったと確信し、「守りきった」と思った。次の瞬間、主審はペナルティスポットを指差し、PKと言った。私は頭の中が真っ白になり愕然とした。もちろん、抗議をしたが、覆ることはなく、PKを決められた。1ヶ月程経った今でも鮮明に思い出せるシーンである。その後、私たちは1点が遠く、1-1で終了した。レギュレーションにより、IAの全国大会出場が決まった。私のワンプレーがきっかけでIBは敗退してしまった。私は納得ができなかったが、これもサッカーであり、結果を変えることができない。PKだったかどうかに焦点を当てるのではなく、あそこでフロントダイブは正しかったのか、そもそも1対1にならないようなコーチングができたのではなかったのか等のそこに至るまでの過程に拘って修正し、次までの成長へ繋げたいと思う。

次に私が最も嬉しかった経験は、新人戦の優勝である。グループリーグを2位で通過した私たちは準決勝では2-1、決勝では3-2と接戦を制し、優勝かつ全国大会の出場を得た。決勝戦に関しては、人生初の決勝戦でもあり緊張していた。そんな私は自分のプレーを上手く出すことができず、2失点してしまった。だが、チームメイトに救われたおかげで優勝することができた。優勝したことは嬉しかったが、手放しに喜べない自分もいた。全国大会は格上揃いであるが、そういう時こそ、GKである私が勝利に貢献したい。

この2つの出来事があったことで思うことは、Cチームで試合に出ている自分が一番自信に満ち溢れていたということだ。新人戦チームやBチームの練習試合に参加した時の自分とは違う気がしていた。実際に個人成績にも現れており、今シーズンIリーグの7試合の内、3度Personal of the matchに選んで頂けた。体感でも、Iリーグでは自分が結果に貢献できた実感があるが、新人戦では優勝はしたものの、自分が足を引っ張っていた感覚しかない。具体的には、1、2回生のGKが他にいないから試合に出れているだけという感覚が大会を通して、拭うことができなかったという事だ。この感覚は合理的な事実であったに違いない。だが、どのカテゴリーで試合に出ても自分のプレーを出せなければ先は無い。むしろ、練習から出せなければ、試合に出ることすら不可能だ。このままでは、先輩GKにはより差をつけられ、来年度以降から入ってくる後輩GKには追い抜かされ続ける始末だろう。私の良さは試合中の極度の集中力であるとそのさんに言って頂いた。私自身もそう思う。そのためには、自信が必要になるため、日々の練習を通して身に付けていきたい。

■魅力的な同期
私たちの代には心強い浪人仲間が私を含め5人もいる。今回は彼らを手短に紹介する。

1人目は、伊藤大希選手。彼は声が大きく、通称「歩くスピーカー」とも言われている。FKで彼の右に出るものはいない。常に自信に満ち溢れており、仲間だと頼もしいが、煽り性能も高いため、敵にいて欲しくないランキング堂々の首位である。

2人目は、新居愛菜マネージャー。サッカー好きで、マネージャーの仕事を的確にこなす。普段は優しいが、彼女からピノを1つ奪った暁には恐ろしいことが待っている。

3人目は、高橋由馬選手。顔がガチャピンに似ており、雰囲気はくまさんのぬいぐるみの様である。ガタイが良く、サッカーでは攻守の両方にハードワークでき、どんなチームにも1人は欲しい存在であるしかし、のんびり屋すぎて仕事を任すことはできない。

4人目は、眞部怜穏選手。彼とは小学校からの幼なじみであり、お互いの実家が徒歩5分もかからないぐらい近い。彼の左足から放たれるクロスは一級品で常にゴールを脅かす。走っている時はライオン、普段はトイプードルと呼ばれるほど長く伸びた髪をいつ切るのか、注目が集まる。

みな広報部に所属しており、それぞれが部のための活動も頑張っている。サッカーもサッカー以外の面でも、協力し合いながらこれからも努めていきたい。

[GK 後藤伶恭 (1回生)]
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↑この可愛らしさは何処へ