もっとサッカーが上手かったらどんな大学4年間だったのだろうと思う。自分の真ん中にサッカーがあって、情熱注ぎまくって、成長に貪欲で、自分に、周りに真摯に向き合える先輩、同期、後輩がかっこいいなと思う。初めてのブログに『成長したい』と書いた。お世辞にも胸は張れない。教師になりたいと書いた。大変そうだから辞めた。県外に出る選択肢もあったが、安定志向で地元に戻り、なりたい大人像は二転三転している。理想とは程遠い大学生活だ。挫折したし、苦しい思いの方が多かった。挫折したその現状を打破しようと、変えようと動くのではなく、まぁこんなもんかと受け止めただけの自分にはこの挫折経験が社会人になってから活きるとも思わない。
サッカーをするために高知に来たのに大学ラストシーズンのスタメンはSUL第10節、愛媛大学戦1試合のみだった。結果的に今シーズン最後のゲームであり、4年生にとっては学生サッカー最後の1試合となった。今年、最初で最後のスタメンは景虎の出場停止で回ってきた出番だった。間違いなくチームの主軸だった後輩が誰よりもチームのことを思って行動した結果、最上級生の自分が試合に出れる。情けない話だけど、景虎ごめん、「試合に出れるんだ」という思いの方が大きかった。そんな先輩にも1週間ずっと声をかけ続けてくれた景虎、改めてすごい奴だなと思った。
4回生に引退がちらついていた最後の1週間は色んなことを考えた。卒業後、サッカーを続けるか悩んでいた自分にとっては本当に最後の90分になる可能性もあった。そして迎えた試合当日、「ヤマキ―、山木君、しんちゃん」たくさんの声の中で試合をすることができた。本当に楽しくて幸せな時間だった。終了間際、かんじさんが「山木、ラストだぞ」と声をかけてくれた。角度的にもう一つのピッチの電光掲示板が見えており、自分たちの引退が決まろうとしていた。小学生の頃から数えきれないほど味わってきたこの空気感、芝や空の雰囲気、ピッチ内から見るこの景色が今日で終わりは嫌だなとその時感じた。あの瞬間にピッチ上にいたから味わった感情だった。もし、試合に出ていなければ自分のサッカー人生は大学で終わりだったかもしれない。この4年間に意味はあったのか。そう思ったかもしれない。でも、それでいいと思う。4年間で感じてきた喜怒哀楽という言葉で収めきれないほどの感情や出来事、多くの人との出会い、当たり前じゃなかった、と今なら分かる当たり前にサッカーに明け暮れていた毎日、その積み重ねの中でのこの1試合であり、4年間の自分が作り上げた感情がこれだ。結果、今の自分は大学生活に何の後悔もしていない。これからもサッカーは自分の一部である。上手くなくても、サッカーが自分の中心じゃなくても、自分の中に当たり前にサッカーがある。そう気づかせてくれたこの毎日は最高の4年間だった。
チームの事、同期や今まで支えてくれた方への言葉を最後のブログぐらい書きたかったが、結局最後まで自分の事ばかりだった。
去年、とうま君と「生まれ変わったら大学でサッカーするか」って話した。あの時は言えなかったが、今だったら「生まれ変わっても大学サッカーやります」と言える。ね、桐也。というか、こんなことを書いたんだからそうであってくれ、そしたらちょっとはチームの事とか考えて、ブログに書けるくらいにはなってくれ、来世の自分。
[DF 山木伸一郎 (4回生)]

サッカーをするために高知に来たのに大学ラストシーズンのスタメンはSUL第10節、愛媛大学戦1試合のみだった。結果的に今シーズン最後のゲームであり、4年生にとっては学生サッカー最後の1試合となった。今年、最初で最後のスタメンは景虎の出場停止で回ってきた出番だった。間違いなくチームの主軸だった後輩が誰よりもチームのことを思って行動した結果、最上級生の自分が試合に出れる。情けない話だけど、景虎ごめん、「試合に出れるんだ」という思いの方が大きかった。そんな先輩にも1週間ずっと声をかけ続けてくれた景虎、改めてすごい奴だなと思った。
4回生に引退がちらついていた最後の1週間は色んなことを考えた。卒業後、サッカーを続けるか悩んでいた自分にとっては本当に最後の90分になる可能性もあった。そして迎えた試合当日、「ヤマキ―、山木君、しんちゃん」たくさんの声の中で試合をすることができた。本当に楽しくて幸せな時間だった。終了間際、かんじさんが「山木、ラストだぞ」と声をかけてくれた。角度的にもう一つのピッチの電光掲示板が見えており、自分たちの引退が決まろうとしていた。小学生の頃から数えきれないほど味わってきたこの空気感、芝や空の雰囲気、ピッチ内から見るこの景色が今日で終わりは嫌だなとその時感じた。あの瞬間にピッチ上にいたから味わった感情だった。もし、試合に出ていなければ自分のサッカー人生は大学で終わりだったかもしれない。この4年間に意味はあったのか。そう思ったかもしれない。でも、それでいいと思う。4年間で感じてきた喜怒哀楽という言葉で収めきれないほどの感情や出来事、多くの人との出会い、当たり前じゃなかった、と今なら分かる当たり前にサッカーに明け暮れていた毎日、その積み重ねの中でのこの1試合であり、4年間の自分が作り上げた感情がこれだ。結果、今の自分は大学生活に何の後悔もしていない。これからもサッカーは自分の一部である。上手くなくても、サッカーが自分の中心じゃなくても、自分の中に当たり前にサッカーがある。そう気づかせてくれたこの毎日は最高の4年間だった。
チームの事、同期や今まで支えてくれた方への言葉を最後のブログぐらい書きたかったが、結局最後まで自分の事ばかりだった。
去年、とうま君と「生まれ変わったら大学でサッカーするか」って話した。あの時は言えなかったが、今だったら「生まれ変わっても大学サッカーやります」と言える。ね、桐也。というか、こんなことを書いたんだからそうであってくれ、そしたらちょっとはチームの事とか考えて、ブログに書けるくらいにはなってくれ、来世の自分。
[DF 山木伸一郎 (4回生)]

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