太田翔仁くんが僕の取扱説明書を書いてくれたので、今回はそのアンサーとして「太田翔仁の取扱説明書」を書こうと思います。  

まず、彼の頭の中の辞書には「暴力」と「威圧」の2つしかありません。普段はいじめっ子で、特に同期の中村大輝くんに対しては容赦ありません。これは僕の勝手な被害妄想ではなく、中村くん本人からの切実な証言も得ている紛れもない事実です。これだけ聞くとただの極悪人ですが、彼なりのコミュニケーション……いや、やっぱりただのジャイアンかもしれません。

次に彼の学歴についてです。彼は岡山県トップの進学校·岡山朝日高校の出身です。誰もが羨む超進学校ですが、彼はその中で見事なまでの「落ちこぼれ」でした。そんな彼が高知大学にいて、あろうことかサッカーに明け暮れている。高校時代の同級生からすれば「あってはならない事態」でしょう。朝日高校のスーパースターからサッカーを取り除いたら、一体何が残るのでしょうか。きっと肥大化したプライドと傲慢な態度だけです。まあ一言で言えば、朝日の恥です。  

……ここまでボロクソに書いてしまいましたが、見習うべき点も山ほどあります。特にプレー面での貢献度は圧倒的です。巧みなボールの収め方、鋭いシュートセンス。ブログを書いている本日9月9日時点で、彼は前期の得点王です。部活がない日でも黙々と部室へ足を運んで筋トレに励み、誰よりもサッカーに対して情熱を注いでいます。彼は「熱狂的にサッカーに向き合っている自分」を周囲に隠そうとし、クールに振る舞うのがかっこいいと思っている節があります。しかし、彼が誰よりもチームの試合動画を見返し、愚直に振り返りを行っていることを僕は知っています。1・2回生の頃、遠征バスで彼の隣に座ることが多かったのですが、バスに乗り込んだ瞬間に動画を再生して分析を始めていました。口ではスカしながらも陰で誰よりも努力する姿には、正直「すごいな」と感心させられました。

最近、来期のキャプテンに最もふさわしいのは太田翔仁なのではないかと考えています。高橋朋輝ではありません。彼です。誰よりも熱くサッカーと向き合い、背中で語れる男。彼がキャプテンになるのであれば、僕をはじめ多くの部員が迷わずついていくはずです。僕たちの関係性や彼の生態についてもっと詳しく知りたい方は、いつでも僕に質問してください。これから先もお互いに高め合いながら、高知大学サッカー部に貢献していきましょう。

[FW 二宮涼太朗 (3回生)]


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