最近、僕は卒業論文の完成に向けて奮闘中です。

さて、今回は最後のブログということもあり、最近一番気になっていることについて書きたいと思います。それは「無駄とは何か?」ということです。

皆さんもお気づきのように、社会ではこれまでのやり方では上手くいかないことが多く、社会全体で革新が求められています。そこでまず行われているのが「無駄」の削減です。今までの伝統や風習を排除し、社会を効率化させることに重点がおかれ、その雰囲気が人々に根付いてきていると思います。

社会全体がそのような意識に変わってきたのを喜ぶ反面、僕はやる前から安易に物事を「無駄」だと判断して、やらない人が多くなってきているのではないかという懸念があります。

例えば、本を例にとって考えてみましょう。これまで、小説などの本は紙媒体のものが主流でしたが、最近はスマートフォンやタブレット端末で読むことができるようになり、実際に利用している人も多いと思います。スマホで読むことは、荷物が減り、またどこでも読めるという利点から、多くの人に支持されているのでしょう。その点では、紙媒体は非効率で「無駄」であると考えられます。

しかし、小説などを読むのが好きな人にはわかると思いますが、やはり紙媒体にはスマホでは得られない良さがあります。その良さの持論を言えば、「集中度」と「時間」です。紙媒体は、基本的に両手でしっかりともち、次のページに行くには1ページをしっかりめくるという作業をしなければなりません。その分、神経は本を読むということに集中しており、きりのよいところでやめたいという心理から、読むことにかかる時間も長くなります。この「集中度」と「時間」は内容を深く理解するにはとても大切で、スマホでは得られない利点であります。僕は断然、紙媒体派です。

このように本一つとっても、本当に無駄なこととは?と考えさせられると思います。他にも、数学の勉強で「サイン、コサインなんていつ使う?」と思った人も多いのでは?しかし、これも考えられる利点で言えば、そこで感じた感情(何が無駄だと思ったのか、何をすべきだと感じたのかなど)は、同じことをした人とでしか共有できないのです。これだけでも大きな経験だと考えられます。

だから、皆さんにはやる前に物事を「無駄」と判断してやらないのではなく、まずやってみて、そこにある利点、欠点をしっかりと吟味し、自分が正しいと思う選択をしてほしいと思います。もちろん、やりきることで見えてくることもあると思います。

長くなりましたが、何が一番言いたかったのかと言うと、頑張れ自分。(卒論は無駄ではないはず⁉)


[DF 兼子真太(4回生)]


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参考文献を読むのに留学経験が活かせてよかったです。