オリエンテーションに向かう新入生の姿を見ながら、入学した頃を懐かしく感じます。あの頃の私は、雰囲気抜群の青木くんがチョンボの多いことも、那覇西エースの東風平くんが激太りすることも、頭脳派プレーヤーの土釜くんのウイイレがめちゃ弱いことも知りませんでした。そんな自分も気付けば4回生です。小学1年生で始めたサッカーも今年で最後になります。

これまでの人生の中で様々な経験をしてきたはずなのに、今になって思い出すのはサッカーの記憶ばかりです。本気の喜びも、本気の悔しさも全てサッカーで味わってきました。それほどに、自分の人生はサッカーが中心となっていたと思います。

大学サッカーを振り返ると、悔しい記憶がほとんどです。特に昨シーズンは、開幕前にBチームに降格。後期にAチームに戻るものの途中出場ばかり。SUL初スタメンの試合はコロナで中止。12月に気胸で手術、全国大会前に1ヶ月間サッカーできない身体になる。全国大会は安定のバー外。この結果は、全て自分の力の無さが原因ですが、そこから目を背けたくなった時期もありました。

しかし、そんな苦しい時期も逃げることなくサッカーに打ちこむことができたのは、仲間の存在があったからです。綺麗事に聞こえるかもしれませんが、私のような人間にとって周囲の環境は非常に大切であり、仲間の存在があったからこそ、自分自身も本気でサッカーと向き合うことができました。特に同期の存在は大きく、苦しい時も同期の姿を見て、自分も負けじと頑張ることができました。同期と過ごす毎日が本当に楽しくて、この仲間に出会えただけでも高知大学体育会サッカー部に入部して本当に良かったと思うし、1試合でも多く勝利の喜びを分かち合いたいと強く思います。

そんな同級生、後輩たち、応援してくださる全ての方々と共に、今年は本気で「4冠」を獲りにいきます。その中で自分自身も試合に出続け、サッカー人生最後に相応しい最高のシーズンにしたいと思います。Aサブの重鎮と呼ばれた私ですが、今年は長年守ったそのイスを譲り、ピッチ上で躍動します!(開幕1週間前に肉離れという幸先の悪いスタートでしたが、ここからギアを上げていきます。笑)

[DF 柏木俊介 (4回生)]

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