今シーズンは常に怪我と隣り合わせだった。開幕戦から最終節までの約7ヶ月に何度離脱したか覚えていない。それだけハードワークをしてタフに戦っているとポジティブに捉えているが、冷静に考えると何かが足りていなかったと認識できる。ケアなのか食事なのか睡眠なのか、あるいはまた別の何かかもしれない。もう怪我で無駄な時間を過ごしたくない。何度こう思ったか。怪我で思うプレーができないのは懲り懲りである。大学サッカーの集大成となる来シーズンは怪我なく戦えるよう、心身ともに準備していきたい。一方で怪我をした副産物として得られたことも多くあった。
1つ目は筋トレをするようになったこと。筋トレは好きではなかったが、怪我の時には意識的に筋トレをするようになった。チームメイトから少しゴツくなったと言われることもあり、筋トレへのモチベーションは上がっていった。そろそろフィジカルが弱い自分から卒業できるよう、筋トレや体幹にもこだわっていきたい。
2つ目はピッチ外からの目線を知れたこと。ピッチ外といっても今回は選手目線ではなく、マネージャー目線にしておく。特にそれを感じたのはある遠征の日のことである。その日は他カテゴリーの公式戦があり、トップチームにマネージャーが帯同できなかったため、怪我をしていた自分がマネージャーを託された。正直、余裕だと思っていたが、浅はかであった。試合前、試合中、試合後とそれぞれやるべきことが常にあり、ずっと働いていた記憶しかない。いつも試合だけに集中することができていたのは、マネージャーが支えてくれていたことを実感した。その日はチームメイトが手伝ってくれたり、感謝の気持ちを伝えてくれたおかげでとても満足した気分になった。ホペイロとイジられることも増えたが、その日以降、選手だけではなくJリーグチームのマネージャーやスタッフに注目した動画や記事にも目を向けるようになり、新たな好奇心も生まれた。
怪我をして嬉しい気持ちには当然ならない。しかし、怪我をした時にしか感じられないこともある。ここには述べなかったが、選手目線としてチームメイトから学んだこともたくさんあった。怪我は成長するためのきっかけを与えてくれている。それは選手としてだけではなく、人間としても。怪我は決してポジティブなことではないが、意識や捉え方を変えるとその価値を高めることができるのではないか。怪我をしないに越したことはないが、正直怪我はつきものである。これからもまた怪我をするかもしれない。その際は、復帰ではなく進化してピッチに戻りたい。怪我の際はそれぐらい充実した取り組みができれば、無駄な時間を過ごしたと思うことがなくなるはずである。常に自分自身の今に向き合い、大学ラストイヤーは笑って終わりたい。
[MF 寺坂嘉希 (3回生)]

↑足首骨折したまま公式戦に出場した中学1年生
1つ目は筋トレをするようになったこと。筋トレは好きではなかったが、怪我の時には意識的に筋トレをするようになった。チームメイトから少しゴツくなったと言われることもあり、筋トレへのモチベーションは上がっていった。そろそろフィジカルが弱い自分から卒業できるよう、筋トレや体幹にもこだわっていきたい。
2つ目はピッチ外からの目線を知れたこと。ピッチ外といっても今回は選手目線ではなく、マネージャー目線にしておく。特にそれを感じたのはある遠征の日のことである。その日は他カテゴリーの公式戦があり、トップチームにマネージャーが帯同できなかったため、怪我をしていた自分がマネージャーを託された。正直、余裕だと思っていたが、浅はかであった。試合前、試合中、試合後とそれぞれやるべきことが常にあり、ずっと働いていた記憶しかない。いつも試合だけに集中することができていたのは、マネージャーが支えてくれていたことを実感した。その日はチームメイトが手伝ってくれたり、感謝の気持ちを伝えてくれたおかげでとても満足した気分になった。ホペイロとイジられることも増えたが、その日以降、選手だけではなくJリーグチームのマネージャーやスタッフに注目した動画や記事にも目を向けるようになり、新たな好奇心も生まれた。
怪我をして嬉しい気持ちには当然ならない。しかし、怪我をした時にしか感じられないこともある。ここには述べなかったが、選手目線としてチームメイトから学んだこともたくさんあった。怪我は成長するためのきっかけを与えてくれている。それは選手としてだけではなく、人間としても。怪我は決してポジティブなことではないが、意識や捉え方を変えるとその価値を高めることができるのではないか。怪我をしないに越したことはないが、正直怪我はつきものである。これからもまた怪我をするかもしれない。その際は、復帰ではなく進化してピッチに戻りたい。怪我の際はそれぐらい充実した取り組みができれば、無駄な時間を過ごしたと思うことがなくなるはずである。常に自分自身の今に向き合い、大学ラストイヤーは笑って終わりたい。
[MF 寺坂嘉希 (3回生)]

↑足首骨折したまま公式戦に出場した中学1年生