3年間の大学サッカーを通して、私は「言葉の意味を理解すること」の大切さを学びました。
大学に入学して初めて練習に参加した頃、学生コーチや周りの選手が言っていることを、うまく理解できないことがありました。そのため、自分が評価されている部分や、改善すべき部分を勘違いしていたことも多かったと思います。その原因の一つは、日本語の難しさにありました。例えば、学生コーチから「守備力が足りない」と言われたとします。その言葉を聞いた私は、「守備力を上げなければいけない」と考え、体力をつけるために走ったり、フィジカルトレーニングに励んだりするかもしれません。
しかし、そこで一つ疑問が生まれます。「守備力が足りない」という言葉が、具体的に何を指しているのかということです。もしかすると、攻撃をした後の切り替えが遅いことかもしれない。守るべき相手を判断できていないことかもしれない。ポジショニングが悪いことかもしれない。そうであれば、いくら走り込みやフィジカルトレーニングをしても、本当の問題は解決しません。このように、言葉を自分の中で勝手に決めつけてしまうと、努力しているのに問題が解決しないということが起こります。それでは、時間も努力も無駄になってしまいます。
そこで大切なのは、言われた言葉をそのまま受け取るのではなく、その言葉の先にある「本当の問題は何なのか」を追究することだと学びました。「守備力が足りない」という言葉をさらに掘り下げてみる。例えば、「守るべき選手を見れていない」という問題が見つかったとします。そうすると、次に考えるべきなのは「なぜ見れていないのか」「どうすれば改善できるのか」です。体力が足りないのであれば、体力をつけることで解決できるかもしれない。ポジショニングが悪いのであれば、立ち位置を改善することで解決できるかもしれない。また、そもそも守備の問題を解決するのではなく、それ以上の攻撃力をつくることで相手に攻撃させないという考え方もあります。同じ「守備力が足りない」という言葉でも、その原因によって解決策は全く違います。このことを理解してから、私は「何を言われたか」だけではなく、「なぜそう言われたのか」「本当の問題は何なのか」を考えるようになりました。
そして今シーズンを振り返ると、これまでとは違う成長があったと感じています。これまでは、自分自身が上手くなるために、個人の課題を見つけて改善することを中心に考えていました。しかし、今シーズンはそれだけではなく、「チームとして勝つためには何を改善すべきなのか」を考えるようになりました。
自分一人が上手くなることだけでは、チームの勝利にはつながらない。チームが抱えている問題を見つけ、その原因を考え、みんなで解決していく。
3年間の大学サッカーを通して、私はサッカーの技術だけではなく、物事を表面的に捉えず、その言葉や問題の本質を追究することの大切さを学びました。これから先、サッカーを離れても、この考え方は自分の大きな財産になると思っています。
最後にそのさん、せらくん、あおと、Cチームメンバー一緒にサッカーをしてくれてありがとうございます。色々と迷惑をかけてしまい、本心では嫌だったかもしれないけれど、貴重な時間を使ってくれて感謝しています。
[FW 本田尚士 (3回生)]

↑仲良し
大学に入学して初めて練習に参加した頃、学生コーチや周りの選手が言っていることを、うまく理解できないことがありました。そのため、自分が評価されている部分や、改善すべき部分を勘違いしていたことも多かったと思います。その原因の一つは、日本語の難しさにありました。例えば、学生コーチから「守備力が足りない」と言われたとします。その言葉を聞いた私は、「守備力を上げなければいけない」と考え、体力をつけるために走ったり、フィジカルトレーニングに励んだりするかもしれません。
しかし、そこで一つ疑問が生まれます。「守備力が足りない」という言葉が、具体的に何を指しているのかということです。もしかすると、攻撃をした後の切り替えが遅いことかもしれない。守るべき相手を判断できていないことかもしれない。ポジショニングが悪いことかもしれない。そうであれば、いくら走り込みやフィジカルトレーニングをしても、本当の問題は解決しません。このように、言葉を自分の中で勝手に決めつけてしまうと、努力しているのに問題が解決しないということが起こります。それでは、時間も努力も無駄になってしまいます。
そこで大切なのは、言われた言葉をそのまま受け取るのではなく、その言葉の先にある「本当の問題は何なのか」を追究することだと学びました。「守備力が足りない」という言葉をさらに掘り下げてみる。例えば、「守るべき選手を見れていない」という問題が見つかったとします。そうすると、次に考えるべきなのは「なぜ見れていないのか」「どうすれば改善できるのか」です。体力が足りないのであれば、体力をつけることで解決できるかもしれない。ポジショニングが悪いのであれば、立ち位置を改善することで解決できるかもしれない。また、そもそも守備の問題を解決するのではなく、それ以上の攻撃力をつくることで相手に攻撃させないという考え方もあります。同じ「守備力が足りない」という言葉でも、その原因によって解決策は全く違います。このことを理解してから、私は「何を言われたか」だけではなく、「なぜそう言われたのか」「本当の問題は何なのか」を考えるようになりました。
そして今シーズンを振り返ると、これまでとは違う成長があったと感じています。これまでは、自分自身が上手くなるために、個人の課題を見つけて改善することを中心に考えていました。しかし、今シーズンはそれだけではなく、「チームとして勝つためには何を改善すべきなのか」を考えるようになりました。
自分一人が上手くなることだけでは、チームの勝利にはつながらない。チームが抱えている問題を見つけ、その原因を考え、みんなで解決していく。
3年間の大学サッカーを通して、私はサッカーの技術だけではなく、物事を表面的に捉えず、その言葉や問題の本質を追究することの大切さを学びました。これから先、サッカーを離れても、この考え方は自分の大きな財産になると思っています。
最後にそのさん、せらくん、あおと、Cチームメンバー一緒にサッカーをしてくれてありがとうございます。色々と迷惑をかけてしまい、本心では嫌だったかもしれないけれど、貴重な時間を使ってくれて感謝しています。
[FW 本田尚士 (3回生)]

↑仲良し