皆さんは、マッスル北村という人物を知っているだろうか。

彼は、私たちと同じ年代の頃、現役で防衛医科大学校と早稲田大学理工学部に合格したが、入学せずに浪人の道を選び、猛勉強の末、二浪して東京大学に入学した。

東大に入学後は、ボディビルに熱中し、家族と一緒にとる食事以外に、卵を20〜30個、牛乳を2〜3リットル、さらに鯖の缶詰を3缶、加えてプロテインの粉末300gを毎日摂取した。

さらに、筋肉のサイズアップに効果があるとして、鶏肉をミキサーにかけ、ペースト状にしたものを大量に摂取した。

また、高重量のダンベルで過酷なトレーニングに挑んだ結果、胸や腕の筋肉を断裂したこともあるが、それには怯まず、怪我が癒えるとすぐにトレーニングを再開した。

大会前の減量では、飴のカロリーすら摂取しない急な減量を行ったこともあった。

私は、彼がここまできたのは、彼には夢や目標に向かっての克己心があったからだと思う。

皆さんは今、これほどに全てを捧げて熱中できるものがあるだろうか。

また、その熱中できるものがあるのであれば、その熱中するものに全力を注いでいるだろうか。

辛いとき、苦しいときにもその目標を見失わず、努力できているだろうか。

私は、彼の人生を見たとき、私の今までしてきた目標に向かっての努力は、足元にも及ばないと思った。

特に、大学は、自分で授業も決めることができて、楽をしようと思えばとことんできるし、自由な時間も多く様々な誘惑に流されてしまいそうにもなる。

ただ、そこで己に打ち克つ精神力を持っている人こそが自分の持つ夢や目標に近づくことができると思う。

皆さんも新年度、今一度夢や目標に向かう姿勢を見直してみてはどうだろうか。


MF 柏木悠弥(新3回生)


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