RGこと同郷の竹本氏と期待と不安に胸を躍らせ、高知に足を踏み入れてから早4年。彼との賭け(大学4年間で竹本氏に彼女ができるかどうか)に、私が勝つのも時間の問題というところまできました、杉山です。

私は、先輩方が代々引き継いできた『繋がり』を託される機会に多く恵まれました。それらはアルバイトという形ではあるものの、生姜の収穫のお手伝いに行ったり、窪川の小学生にサッカーを教えに行ったり、現在5つを担っています。「アスリートとしてありえない」、そんな耳の痛いお叱りが聞こえてきそうですが…。断ろうと思えば断ることもできたはずです。体が持たないと思うことも正直ありました。それでも引き受けたのは、この高知での4年間に『人との繋がり』の大切さを学んだからです。断らなかったことで、多くの人との深い関わりを持つことができ、様々な価値観、考えに触れ、自分を見つめ直すことができました。「大学生活のメインは勉学とサッカーでしょ?」それは当たり前です。しかし、サッカーもこういった活動も何事にも一生懸命になれる人にしか良い話はやってきません。それは社会に出ても同じことが言えるのではないかと思っています。成長させてもらった「繋がり」の多くは、現在、オーストラリアで活躍されている前副将の陽良さんからいただものでしたが、どこに行ってもイイ話しか聞きません。その度に先輩の偉大さを身に染みて感じると同時に、この繋がりを後輩に引き継いでいく責務があるという自覚も芽生えてきました。

そんな変化もあってか「最近、垢抜けたね」と言われることが多くなりました。外見上の変化もあるかとは思いますが、一番はやっぱり中身。少し考え方が大人になったなと自身でも感じます。大学生活は、自分の価値観や人間性を決定づける重要な4年間だったと感じています。

「杉山君が就職する会社のこと、友達にも紹介しておくね」、嬉しいことにそうやって言っていただけることが多々あります。多少、無理をしてでもその人の為に行動すれば、人は親切心を持って行動し返してくれます。人間は善意に対しての見返りがないと行動できないことが多い生き物ですが、情けは人のためならずです。

これまで、私が選んできた進路に後悔したことは、一度もありません。自分が進みたい道を何不自由なく歩けたのは、間違いなく両親の後押しのおかげです。高知大学に進学する時も、「あんたが決めたことなら応援するよ」と言って背中を押してくれました。結果、この4年間で人間的に成長し、これからの生きていく上での自分の軸みたいなものも定まった気がします。嫌いだった自分の性格も今では好きになり、自信が持てるようになりました。お父さんとお母さんの息子で本当に良かったです。ありがとう。だから、これからも息子の活躍を楽しみにしてて下さい。

「人にされて嫌なことは人にするな」という母の教え。裏を返せば、「人のために行動できる人間になりなさい」

この教えの本当の意味に気づいた、そんな4年間でした。

[MF 杉山孝太 (4回生)]


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↑杉コーチと呼ばれるのも最初で最後です。大地さんありがとうございました。