Iリーグ決勝、1つ上のカテゴリーに負けて準優勝。
一年前の結果である。
チーム力、個々の技術など様々なものに大きな差があったゆえの結果だった。自分自身は何もできず、ただただ相手に圧倒され、自分が積み上げてきたもの、チームで積み上げてきたものが簡単に崩されてしまったような気がして帰りのバスでは何も考えずにその気持ちをただ書き連ねた。今見返すと酷い文章でなんとなくしかわからない内容。だが、この気持ちを忘れることはない。
たかがIリーグ、されどIリーグ。
俺らが目指してるのはトップチーム。トップチームに所属し全国で勝つ。
そこに近づくためにあるIリーグ。勝ち負けが存在し、そこで勝つためにチームがひとつになり闘う。少しでも上に這い上がるために。
そんなことを考えているうちに、自分はカテゴリー代表という立場を志願した。もちろん覚悟の上で。自信なんて1つもなかった。これまでの経験の中でこんな大人数を取り纏めたことはなかったし、ましてや自分が一番サッカーがうまいわけじゃない。ただあるとすれば、思いはとても強かった。
「トップチームに上がる。Iリーグで優勝して、全国でも勝つ」
Bのメンバーには最初に伝え、それ以降は言わなかった。が、自分は終始持ち続けた思いだった。
自分が入部した時、周りには上手い人がたくさんいてその差は簡単には埋めれないものだと感じた。山本や木下、荻原、直江など自分よりも1つも2つも上のカテゴリーでプレーし続けて、試合に出てどんどん上手くなっていってるなと感じながら、自分にはあんなとこまでいけないだろうとも思ってた。それは学年が上がって上のカテゴリーにいくにつれても同じ。周りになんと言われようが自分の中では常に自信はなかった。そんな自分でもいつしかトップチームに上がってみんなと一緒にサッカーしたい、と思い始めていて、「Iリーグで試合に出る」という目標から「トップチームに上がる」という目標に変わっていた。だからこそ、代表になりトップチームに近づけるように自分を含めてBチーム全体を成長させたかった。
約365日が経った。結果は一年前と同じ準優勝だった。
また悔し涙を飲む。自分の力がこんなものだったと現実を目の当たりにし、また悔しさが込み上がる。こんな結果を見るために代表になったわけじゃない。悔いが残る結果となってしまった。Bのメンバーには本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。色々な感情を抱き、時には不安や不満を持ちながら最後まで自分についてきてくれたことには頭が上がらない。代表として、選手として、指導者として冥利に尽きる。
どこかで聞いたことある言葉だがその意味がこの1年を通して痛いほどわかった。みんなに感謝している。Bの4回生は特に。「どんなことがあってもお前の味方」と言われた時、その言葉にはどれだけ助けられたか。色々難しいことばかりで毎日満足いくような練習もできず、その中でもみんなで考え抜いて闘った1年間だったと思う。
俺のチームじゃない。みんなのチーム。胸を張ってそう言える。ありがとう。ただ、まだ他にも感謝を伝えなきゃいけない人はたくさんいる。Aの4回生も自分達の練習時間とは別で練習に来てくれて本当に助かった。恐らく色々な気づきがあったと思う。
自分達がここにいる意味。
サッカーをする意味。
ものすごく迷惑をかけたと思うけど、何か少しでもみんなのプラスになっていればものすごく嬉しい。ありがとう。Bのメンバーにも刺激になっていたと思う。
マネージャーは常に選手を支え続けてくれたこと、何不自由なくサッカーをする環境を作り続けてきてくれたことに感謝したい。高校の時、途中で辞めていくマネージャーを見てきたからこそ最後までやり遂げた4回生の森、瀬尾、後藤、二宮には感謝をしている。ありがとう。
学生コーチの小山、野口、福本、毛利。
俺のやり方は正しかったのかそうでなかったかはわからない。でも、みんなは客観的に色々なことを感じたと思う。自分のやり方と照らし合わせてより最高の指導ができるようにしてほしい。俺もそのように今年1年間はやってきたつもりだから。人それぞれのやり方で良いとこ、悪いとこあるが、そこから何を得るかだと思う。「強い高知大」を取り返してほしい。
宮武監督には、最後まで自分がやり易いように配慮して頂いたこと、とても感謝してます。ありがとうございます。
わざわざ高知という遠い所まで来たにもかかわらず常に応援し、支えてくれた親にも感謝しなければいけない。これから一生かけて恩返ししたいと思う。ありがとう。
長くなったので、最後にするが伝えたいことがある。
今年は「共闘」をテーマに闘ってきた。様々な人達に支えて頂き、今の自分達がある。今一度「自分達が闘う意味」を考えてほしい。親のため。支えてくれている人のため。もちろん人それぞれあると思う。自分は「自分のため」だと思う。自分の経験、名誉、栄光があるからこそ今の自分があり、今の自分に色々な飾りつけがされ輝く。その輝きがあるからこそ周りの人達が魅了され、支えようとしてくれてるのではないか。
トップチームのみんなは、インカレを間近に控えていて全国に出るというチャンスは掴んだ。次は全国で勝つというチャンスをものにしてほしい。結果を出してほしい。「自分のために」。特に、4回生は最後まで闘い抜いて悔いのないプレーをして4回生としての意地と勇姿を見せてほしい。応援してます。
自分がこの高知大学体育会サッカー部を選んで4年間サッカーをしたことはもったいないくらいの財産になった。最高の4年間をみんな、ありがとう。
[DF 槻木奨平 (4回生)]

↑なんのために闘うのか
一年前の結果である。
チーム力、個々の技術など様々なものに大きな差があったゆえの結果だった。自分自身は何もできず、ただただ相手に圧倒され、自分が積み上げてきたもの、チームで積み上げてきたものが簡単に崩されてしまったような気がして帰りのバスでは何も考えずにその気持ちをただ書き連ねた。今見返すと酷い文章でなんとなくしかわからない内容。だが、この気持ちを忘れることはない。
たかがIリーグ、されどIリーグ。
俺らが目指してるのはトップチーム。トップチームに所属し全国で勝つ。
そこに近づくためにあるIリーグ。勝ち負けが存在し、そこで勝つためにチームがひとつになり闘う。少しでも上に這い上がるために。
そんなことを考えているうちに、自分はカテゴリー代表という立場を志願した。もちろん覚悟の上で。自信なんて1つもなかった。これまでの経験の中でこんな大人数を取り纏めたことはなかったし、ましてや自分が一番サッカーがうまいわけじゃない。ただあるとすれば、思いはとても強かった。
「トップチームに上がる。Iリーグで優勝して、全国でも勝つ」
Bのメンバーには最初に伝え、それ以降は言わなかった。が、自分は終始持ち続けた思いだった。
自分が入部した時、周りには上手い人がたくさんいてその差は簡単には埋めれないものだと感じた。山本や木下、荻原、直江など自分よりも1つも2つも上のカテゴリーでプレーし続けて、試合に出てどんどん上手くなっていってるなと感じながら、自分にはあんなとこまでいけないだろうとも思ってた。それは学年が上がって上のカテゴリーにいくにつれても同じ。周りになんと言われようが自分の中では常に自信はなかった。そんな自分でもいつしかトップチームに上がってみんなと一緒にサッカーしたい、と思い始めていて、「Iリーグで試合に出る」という目標から「トップチームに上がる」という目標に変わっていた。だからこそ、代表になりトップチームに近づけるように自分を含めてBチーム全体を成長させたかった。
約365日が経った。結果は一年前と同じ準優勝だった。
また悔し涙を飲む。自分の力がこんなものだったと現実を目の当たりにし、また悔しさが込み上がる。こんな結果を見るために代表になったわけじゃない。悔いが残る結果となってしまった。Bのメンバーには本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。色々な感情を抱き、時には不安や不満を持ちながら最後まで自分についてきてくれたことには頭が上がらない。代表として、選手として、指導者として冥利に尽きる。
どこかで聞いたことある言葉だがその意味がこの1年を通して痛いほどわかった。みんなに感謝している。Bの4回生は特に。「どんなことがあってもお前の味方」と言われた時、その言葉にはどれだけ助けられたか。色々難しいことばかりで毎日満足いくような練習もできず、その中でもみんなで考え抜いて闘った1年間だったと思う。
俺のチームじゃない。みんなのチーム。胸を張ってそう言える。ありがとう。ただ、まだ他にも感謝を伝えなきゃいけない人はたくさんいる。Aの4回生も自分達の練習時間とは別で練習に来てくれて本当に助かった。恐らく色々な気づきがあったと思う。
自分達がここにいる意味。
サッカーをする意味。
ものすごく迷惑をかけたと思うけど、何か少しでもみんなのプラスになっていればものすごく嬉しい。ありがとう。Bのメンバーにも刺激になっていたと思う。
マネージャーは常に選手を支え続けてくれたこと、何不自由なくサッカーをする環境を作り続けてきてくれたことに感謝したい。高校の時、途中で辞めていくマネージャーを見てきたからこそ最後までやり遂げた4回生の森、瀬尾、後藤、二宮には感謝をしている。ありがとう。
学生コーチの小山、野口、福本、毛利。
俺のやり方は正しかったのかそうでなかったかはわからない。でも、みんなは客観的に色々なことを感じたと思う。自分のやり方と照らし合わせてより最高の指導ができるようにしてほしい。俺もそのように今年1年間はやってきたつもりだから。人それぞれのやり方で良いとこ、悪いとこあるが、そこから何を得るかだと思う。「強い高知大」を取り返してほしい。
宮武監督には、最後まで自分がやり易いように配慮して頂いたこと、とても感謝してます。ありがとうございます。
わざわざ高知という遠い所まで来たにもかかわらず常に応援し、支えてくれた親にも感謝しなければいけない。これから一生かけて恩返ししたいと思う。ありがとう。
長くなったので、最後にするが伝えたいことがある。
今年は「共闘」をテーマに闘ってきた。様々な人達に支えて頂き、今の自分達がある。今一度「自分達が闘う意味」を考えてほしい。親のため。支えてくれている人のため。もちろん人それぞれあると思う。自分は「自分のため」だと思う。自分の経験、名誉、栄光があるからこそ今の自分があり、今の自分に色々な飾りつけがされ輝く。その輝きがあるからこそ周りの人達が魅了され、支えようとしてくれてるのではないか。
トップチームのみんなは、インカレを間近に控えていて全国に出るというチャンスは掴んだ。次は全国で勝つというチャンスをものにしてほしい。結果を出してほしい。「自分のために」。特に、4回生は最後まで闘い抜いて悔いのないプレーをして4回生としての意地と勇姿を見せてほしい。応援してます。
自分がこの高知大学体育会サッカー部を選んで4年間サッカーをしたことはもったいないくらいの財産になった。最高の4年間をみんな、ありがとう。
[DF 槻木奨平 (4回生)]

↑なんのために闘うのか