高知大学体育会サッカー部副務兼、高知大学フェスティバル代表兼、少年少女サッカー教室副代表兼、広報部員兼、高知国際中学サッカー部監督兼、磯田ゼミ・ゼミ長の松本賢士です(肩書・役職だけならサッカー部員の中で一番を狙える自信があります)。今年に入り、少し役どころが多くなり、その分責任を背負うことも増えました。責任がある中で、社会では1つの失敗がその後の立ち振る舞いを大きく変えることも身に染みて感じています。学生コーチほど負担は多くはないですが、一時期はなんでカネにもならないことをしてるんやと考えていた時期もありました。長年の癖で何事にもネガティブな発想をしてしまうのですが、あるOBの方が言うには役職というものは任せられる人間にしか回ってこないそうです。「私は任せられる人間、信頼される人間、いや信頼されてしまう人間」この点に関しては前向きに、ポジティブに捉えるようにしています。

また、今となっては多く肩書を持つことでこれまで関わる事の出来なかった人々とも関わることが出来るようになり、他人よりもいい経験をさせてもらえている気がします。

米国では企業内で先陣を切って新しい事業に取り組むこと、ベンチャー精神のことを「ファーストペンギン」と称するそうです。ペンギンは集団で生活しており、狩りの際には海に飛び込んで魚を捕獲します。最初に飛び込む1羽は天敵から狙われる危険があるのですが、そのリスクを恐れず狩りに飛び出ていく勇敢なペンギンのことになぞらえて、新規事業に挑戦することをファーストペンギンと呼ぶのです。最近、肩書が増えたことでOBの方と関われる機会が増え、「サッカー部の成り立ちはこんなんだったよ」「グラウンドを作ったときの感動は…」「少年少女サッカー教室を始めた事にはこんな理由が…」など部の歴史を伺うことが増えました。そういった歴史があるからこそ、試合をすることが出来ていたり、少年少女サッカー教室で子供たちを相手に指導させてもらえていることが出来ていることを認識することが出来ています。このような話を聞いたからこそ、私も卒業して以降に入部してくる後輩たちに何か大きな影響を与えられるモノを残したいと思うようになりました。具体的にはこれといった案はないのですが、あと1年数か月はファーストペンギンの精神で高知大学サッカー部の将来を担う人達にいい影響を与えられることも意識しながら取り組みたいと考えています。

余談ですが、リスクを恐れずはじめに飛び込む姿、その勇敢な姿を「ファーストペンギン」と呼ぶと書きましたが、実は最初に飛び込むペンギンは意図的に飛び込んでいるわけではないという生態学的な説もあります。群れで生活しているため狩りのタイミングも同じ。狩りに出る際は、多数のペンギンが押し合いをしているため、その際にフィジカルの弱いペンギンがただ単に海に押し出されているだけというわけです。いじめのようなこの事象をポジティブに変換している米国人の発想がとても羨ましいです。

話は変わりますが、リーグ戦は残り2試合となりました。もうすぐ現3回生が主軸となる時期が近づいています。新型コロナウイルスが世に現れだしたまさに直後に入学した我々の大学生活がもう最後の年を迎えるのかと考えると驚きを隠せません。先日、2回生の学生コーチから来年に向けての想いを伝えられたこともあり、私を含め3回生が部の運営の責任意識を持ち、向き合う時がきたと感じています。そんなストレスで胃が痛くなる日々が続いていますが、まずは目の前の一戦に全力を注ごうと思います。

[DF 松本賢士 (3回生)]

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↑濱の覇気。私のスマホには濱フォルダが有るとか無いとか。