「お前、弱みは強みでカバーしたらええやん」

好きなYouTuberのレイクレメンバーである、たかしさんがある動画でそう言っていた。普段はボケまくっている彼らからたまにでる名言は心に刺さることがある。

約100人が所属している高知大学体育会サッカー部という組織を成り立たせるには全員で作り上げる必要がある。その中でチームを組み立てる監督やコーチ、チームを引っ張ってくれるキャプテン、副キャプテン、チームを管理してくれる主務、副務、各カテゴリーを管理する代表、SNSの発信をする広報など、たくさんの役割がありチームが構成されている。しかし、目に見える役割以外の役割も多く存在する。

選手として考えてみると、トップチーム、Bチーム、Cチームそれぞれに求められる戦術は違うはずで、その選手にしかできないこともたくさんあると思う。ポジションごとについても同じであり、GK、DF、MF、FWと求められることも違い、人によって得意、不得意なことが存在する。ポジションに限らず何でも出来るのがベストだが、そんなスーパーな選手は世界を見渡してもあまりいないと思う。だからこそ、組織を作り上げていく上でも、チームとして試合に勝つ上でもお互いの弱みを誰かの強みでカバーしていくことが必要であり、大切になる。

俺より声が出せる人は雰囲気を盛り上げてほしい。
俺よりサッカーが上手い人はプレーで引っ張ってほしい。
俺より足が速い人は俺の分までカバーしてほしい。
俺より背が高い人は俺の分まで競り合ってほしい。
俺よりフィジカルが強い人は球際で圧倒してほしい。
その分、俺は誰よりも泥臭くボロボロになるまで体張るし、チームが苦しい時に献身的にハードワークして貢献しようと思う。ピッチ内外問わず、全員が得意なことでチームを引っ張ってほしい。

とは言っても苦手なことから逃げてもいいということではない。苦手だからといってやらなくていいというのは話が変わってくるため、そこの線引きには気をつけなければならない。自分には何が出来るのか一度考えてみてもいいのではないか。意識しているだけで行動やプレーが変わってくるはずである。今年も天皇杯予選から始まり、四国大学リーグ、四国大学トーナメント、その先にある、総理大臣杯、インカレとタフな1年が始まる。強い高知大を取り戻す。そのために掲げた「奪還」というスローガンのもと、多くのタイトルを獲れるように自分自身の強みを存分に出していきたい。

[DF 寺坂嘉希 (新4回生)]

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↑ 頂の景色