彼はとても人の影響を受けやすい性質になっている。

どれほど受けやすいかと言うと、バイト先に来た外国人の男の人を見て2秒後に「俺、あの人ロールモデルにするわ」と言って次の日に鼻ピアスを開けてしまうほどに影響を受けやすい。

僕がサカナクションというアーティストを好きになって、紹介してみると次の日には僕よりも曲を知っているぐらいに影響を受けやすい。

彼の口癖は「もう俺言うわ」と「ちょっと、もう言っていい?」だ。彼は別に大したことを言わなくても、あたかもすごいことを言うかのようにこの口癖を使う。彼は一つ一つの発言を大切にしているのだと思う。彼は優しい人間であり、嫌なことがあっても怒ることが出来ずに無言になり、あからさまに怒っている雰囲気を醸し出す。そして何も言わずに帰る。その後に会うと必ず一言目に「あれ俺が悪いのかな?俺が小さいのかな?」と言ってくる。本当に毎回だ。そのたびに僕はそんなことないよ、じゅんたは悪くないよと言っているのだがそれでも毎回言ってくる。「だからお前は何も悪くないって!お前が悪いことなんかこの世にないねんから」わかったか?彼は負けず嫌いでプライドの高い部分も持ち合わせている。

バイトの時わざわざお客さんがドリンクをカウンターまで注文しに来た。目の前にいたのが彼だったので、彼が注文を聞いた。

客「カリモーチョありますか?」
彼「カリモーチョ?」
客「あの~赤ワインとコーラを混ぜたやつです。」
彼「あ~カリモーチョ、そんな名前だっけ?え~そんな名前だっけな、まあいっか。」

彼はカリモーチョを知らなかったが、負けず嫌いすぎて客と喋っているのかそれとも自問自答しているのかわからない状況になっていた。そんな自問自答する店員がいるかと僕と客は目を合わせた。それほどに彼は負けず嫌いである。彼の近くで過ごしてきて良い部分も悪い部分も見てきた。人間なんてそんなものだ。

これだけ4年間近くにいた早瀬君の全ては知らない。あの人はこんな人だ。そう簡単に人を決めつけていいのか。その人のどこまで知ってそんなことが言えるのか。正解はない。自分が言わないでおこうとすることはできても、言われることは避けられない。だから自分という人間が判断されそうな場面では良い顔をしておこう。

早瀬隼大の説明書を書こうと思ったが、最後にいらないことまで書いてしまった。まだまだ早瀬君や他のチームメイトの説明書もあるのでまたいつか公開しますね。

[FW  神谷朱都(4回生)]

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↑彼