引退してから数ヶ月経ちますが、サッカー部に使っていた時間がそのまま卒業研究に向かっているため、忙しさに差は感じておらず、変わったのは4回生の部室に人気のなさを感じながら毎朝登校することだけでしょうか。

さて、まずは引退ブログらしく今シーズンの振り返りをしていきましょう。選手ではなくCチーム監督としてシーズンを戦ってきましたが、正直な話、選手をしたかったなと思うことがないわけでありませんでした。そんな自分が選手を辞めるきっかけになったのは後輩からのやってくれの一言だったのかなと思います。

改めて振り返ってみると、当時はよくその体制でチーム運営してたなと思うほどボロボロだったと今になって思います。あのままの体制で続けていれば、おそらくこのような気持ちでシーズンを終えることはできなかったと思います。また、私が監督をする中で選手に求めていたことはサッカーが上手い、上手くない関係なく応援される選手であってほしいということでした。与えられた仕事をこなすだけでなく、それぞれが自覚と責任を持って役割を全うする。これが私の求める選手像であり、そのような選手を支えていきたいと思っていましたが、実際全ての選手がこれに当てはまるとは思いません。少しサボってしまう人や中にはやってはいけないことをした人まで様々居ましたが、そのような状況のチームを良くも悪くもするのは自分の仕事であると自覚し、チームを良い方向に導こうともがいた一年でした。

私自身は今シーズンのCチームに対して一定の満足感を得ながら、もう少し長く共にサッカーをしていきたかったなと悔いが残るシーズンとなったと思います。その背景にはやはり今年の活気であったり、先輩になった2年の成長、チームの重役に就くことが多くなった3年の良い姿勢がチームを良くしていったのかなと思います。

今シーズンはそれまでの3年間とは別の視点で高知大学サッカー部に関わることで様々な学びを得ることができました。その中の一つに人の本心は全て伝わらないということが挙げられます。私は選手との距離が近い監督、具体例を出すなら元リヴァプールのクロップ監督や現ユナイテッドのアモリム監督が好きです。推しチームアンチェロッティ監督も同様に選手のことを信じ続ける信念を貫いたチームづくりをしているように感じます。その基礎は何であるのか。私はコミュニケーションだと思います。行動を見ただけでは伝わることは少ないし、一方的に伝えてもこちらの本心が伝わりきるとも思えません。対等な立場で会話をして初めて数パーセント伝わると思います。これまで自分を指導してくださった先輩方やコーチはまさにコミュニケーションによって選手との距離を縮めていたように今になって感じます。このことから私は今年どんな性格であれ、どんな立場であれ、会話を大切にしようと決めて臨んだ一年でした。おそらく、後藤くんがいうようにCはアットホーム感が溢れていたと思います。今シーズンのCチームは、私が目指していたチームの形であり、今後このチームを越えるチームに出会えることは本当にないと思います。

今シーズンの振り返りはここぐらいにして、続いて4年間の振り返りです。

出会いの大切さに気づかされる4年間だったなと思います。1年の初めにグラウンド横の道で、鹿児島弁により話しかけてくる岡本と出会っていなければ、おそらくここまで続けてなかっただろうし、様々な方がかけてくださった色々な感情の言葉がなければこの様な形で引退することはなかった様に思います。

このように思ったのも4年間続けたからだと思います。大学サッカーは今後本気でサッカーをしたいかどうかを見極めるために全力で臨む期間と妹尾くんが言っていましたが、まさにその通りだと思います。私は今後、部活動の様に本気でサッカーをすることはないと思います。それだけこの4年間で満足をしスパイクを脱ぎます。また、指導者としても今シーズンを越えることはないと思うし、私のベストチームは2024Cチームなので、今後することもないです。ただ、後輩の皆さんは今シーズンに満足することなく来シーズン、その先も成長していってほしいと思います。

改めまして、4年間、関わってくださった皆様ありがとうございました。充実した4年間を過ごせたと思います。また次のステージでも頑張ります。今後とも高知大サッカー部の応援よろしくお願いします。

[学生コーチ  園岡優太 (4回生)]

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