2025年度キャプテンの笹岡翼です。今年1年間の想いを綴ります。
「キャプテン」の立場で挑んだ今シーズン。強い高知大サッカー部を取り戻すと誓い、その責任と戦い続けた一年だった。シーズンが始まる前、「まずは結果だ」「勝つことが正義」「負けたら意味がない」と言われ続けた。そんなこと分かっている。でも私は理想のサッカーを追求することから逃げたくなかった。私がキャプテンになり、高知大の今ある現状をぶっ壊さなければ、あの頃の高知大を取り戻すことはできないと思っていた。
チームに変革を起こすために、サッカー面で私が特に伝えてきたことは考え方の部分だ。近年の高知大は、相手に合わせた戦術サッカーだった。自分達の理想とする形やストロングを活かしたサッカーではなく、相手を分析した上で、相手のストロングポイントとウィークポイントを把握し、そこを起点とするサッカーだった。もちろんそれも重要なことだ。ただし、それだけでは勝てないと私は思っていた。今年は相手ありきのサッカーだけではなく、まず自分達の強みやスタイルを確立させた上で状況に応じたプレーをすることを伝えてきた。しかし、現実はそう甘くなかった。
シーズン前の練習試合は納得できる結果と内容とは言えなかった。キャプテンとしてチームを勝たさなければならない中で、理想のサッカーに近づくために自分はどうするべきなのかと悩んだ。上手くいかないことが悔しくて悔しくてたまらなかった。しかし諦めるわけにはいかなかった。なぜなら、私に託してくれた同期、4回生のために必死に戦ってくれる後輩達がいたから。これは綺麗事ではなく、本気で私の心の支えになっていた。何がなんでも理想のサッカーで勝つという強い思いを持ち、キャプテンとして自分らしく取り組んでこれたのは、仲間の存在があったからだと思う。みんなありがとう。
シーズンが始まり、天皇杯初戦で怪我をしてしまった。キャプテンとして先頭でチームを引っ張っていく立場でありながら、チームの足を引っ張っている自分が不甲斐なさすぎた。私はいつも大事な時に怪我をする。中学校の時も高校の時もそうだった。いつまで経っても成長しない自分にイライラしていた。結局、リーグ戦初戦に間に合わず、リーグ戦2節目でピッチに戻れた。その試合、私自身が2得点したものの、結果は引き分けに終わった。そこには勝ててもいないのにホッとしている自分がいた。試合は続き、前期は首位で折り返した。後期は負けはしないものの、引き分けが増え、チームは失速し、全国には行けなかった。今振り返ると、復帰して早々に個人として結果を出すことができたことに安心してしまった独りよがりの考え方と、少しの気の緩みがシーズン全体通してチームの結果に影響を及ぼしてしまったと思う。試合を重ねるごとに、理想とするチームとしての完成度は高まっていたのは間違いない。しかし、キャプテンでありながら、チームを優勝に導くことができず、その使命を果たすことができずに終わってしまった。
結果は目標にしていた四国制覇を成し遂げることはできず、結果が出ていないため、世間から評価されることはないだろう。個人としてもチームとしても悔しかったこと、反省していることは多い。しかし後悔はなかった。なぜなら、この1年間チーム全員で戦うことができたからだ。カテゴリーは違えど、チーム全員が一つとなって戦えていた気がした。サッカーの面に関しても現状維持ではなく、間違いなく良い方向に変わろうとしている実感があった。私が、4回生のみんなが、強い高知大を取り戻すために動き、それに後輩達が付いてきてくれたからだと思っている。そう考えると、キャプテンをして良かったと思えた。
後輩たちへ
あの頃のような強い高知大と言われるためには、結果を出さないといけない。でも、自分達の理想とするサッカーからみんなは逃げないでほしい。高知大は強いし、いいサッカーするねと言われるようなチームであってほしい。正直言うと、この1年間だけでチームが劇的に変わり、優勝できるとは思っていなかった。僕たち4回生は何か高知大サッカー部が変わるきっかけを作れたんじゃないかなと思っている。意志というものは、先輩から後輩へと受け継がれていくものです。高い志を絶やすことなく、全力でサッカーに向き合ってください。応援しています。僕と深く関わったことのある選手は、特に自分が言われているという意識を持ってチームを牽引していってほしい。期待しています。
同期のみんなへ
振り返ると、横のつながりがない学年。1年のとき1人もAチームに入れなかった学年。最初は散々な言われようだったけど、なんとか全員でシーズンを走り切れたことが一番嬉しかった。サッカー以外のプライベートでみんなと関わることが少なかった中、ロボットみたいな俺を担いでくれて、最後まで支えてくれてありがとう。感謝してる。中学校も同じチームでサッカーをしていた副キャプテン。俺はサッカーのことばかり考える中、君がいつもチームみんなの意見を聞いてくれたから、組織として成り立っていたと思う。ありがとう。もう1人の副キャプテンへ。俺独断の意見で副キャプテンにしたから、みんなに散々なこと言われてきたと思う。でも、俺はチームで一番頼りにしてたよ。ありがとう。チームをリーグ戦に無敗に導いてくれたコーチ。一貫したサッカー感でチームを作ってくれたことに感謝してる。ありがとう。絶対書かないと拗ねるから書くけど、怪我が多かったライバルへ。実は熱くて、実は真面目で、実は繊細なことは分かってた。怪我でうまくいかないことの方が多かったと思うけど、最後まで仲間で居続けてくれてありがとう。サッカー部内において、プライベート一番一緒にいた一匹狼へ。色んな意味でこれからもがんばれよ。他にもチームの守護神としてゴールを守ってくれた同期、試合には出ないのにわざわざ応援にきてくれた同期、みんなありがとう。
監督へ
色々な意味で難しい学年だったと思いますが、的確なアドバイスやメリハリを持った対応にいつも助けられていました。これからも、後輩達と共に高知大サッカー部を強くしてほしいです。お世話になりました。
両親へ
ここまでサッカーを続けさせてくれてありがとう。小さい頃から厳しく説教され続けてきたけど、それがあったから人として成長できたと思う。本当に感謝してる。
高知大学でサッカーができてよかった。お世話になりました。
[MF 笹岡翼 (4回生)]

↑熱い後輩
「キャプテン」の立場で挑んだ今シーズン。強い高知大サッカー部を取り戻すと誓い、その責任と戦い続けた一年だった。シーズンが始まる前、「まずは結果だ」「勝つことが正義」「負けたら意味がない」と言われ続けた。そんなこと分かっている。でも私は理想のサッカーを追求することから逃げたくなかった。私がキャプテンになり、高知大の今ある現状をぶっ壊さなければ、あの頃の高知大を取り戻すことはできないと思っていた。
チームに変革を起こすために、サッカー面で私が特に伝えてきたことは考え方の部分だ。近年の高知大は、相手に合わせた戦術サッカーだった。自分達の理想とする形やストロングを活かしたサッカーではなく、相手を分析した上で、相手のストロングポイントとウィークポイントを把握し、そこを起点とするサッカーだった。もちろんそれも重要なことだ。ただし、それだけでは勝てないと私は思っていた。今年は相手ありきのサッカーだけではなく、まず自分達の強みやスタイルを確立させた上で状況に応じたプレーをすることを伝えてきた。しかし、現実はそう甘くなかった。
シーズン前の練習試合は納得できる結果と内容とは言えなかった。キャプテンとしてチームを勝たさなければならない中で、理想のサッカーに近づくために自分はどうするべきなのかと悩んだ。上手くいかないことが悔しくて悔しくてたまらなかった。しかし諦めるわけにはいかなかった。なぜなら、私に託してくれた同期、4回生のために必死に戦ってくれる後輩達がいたから。これは綺麗事ではなく、本気で私の心の支えになっていた。何がなんでも理想のサッカーで勝つという強い思いを持ち、キャプテンとして自分らしく取り組んでこれたのは、仲間の存在があったからだと思う。みんなありがとう。
シーズンが始まり、天皇杯初戦で怪我をしてしまった。キャプテンとして先頭でチームを引っ張っていく立場でありながら、チームの足を引っ張っている自分が不甲斐なさすぎた。私はいつも大事な時に怪我をする。中学校の時も高校の時もそうだった。いつまで経っても成長しない自分にイライラしていた。結局、リーグ戦初戦に間に合わず、リーグ戦2節目でピッチに戻れた。その試合、私自身が2得点したものの、結果は引き分けに終わった。そこには勝ててもいないのにホッとしている自分がいた。試合は続き、前期は首位で折り返した。後期は負けはしないものの、引き分けが増え、チームは失速し、全国には行けなかった。今振り返ると、復帰して早々に個人として結果を出すことができたことに安心してしまった独りよがりの考え方と、少しの気の緩みがシーズン全体通してチームの結果に影響を及ぼしてしまったと思う。試合を重ねるごとに、理想とするチームとしての完成度は高まっていたのは間違いない。しかし、キャプテンでありながら、チームを優勝に導くことができず、その使命を果たすことができずに終わってしまった。
結果は目標にしていた四国制覇を成し遂げることはできず、結果が出ていないため、世間から評価されることはないだろう。個人としてもチームとしても悔しかったこと、反省していることは多い。しかし後悔はなかった。なぜなら、この1年間チーム全員で戦うことができたからだ。カテゴリーは違えど、チーム全員が一つとなって戦えていた気がした。サッカーの面に関しても現状維持ではなく、間違いなく良い方向に変わろうとしている実感があった。私が、4回生のみんなが、強い高知大を取り戻すために動き、それに後輩達が付いてきてくれたからだと思っている。そう考えると、キャプテンをして良かったと思えた。
後輩たちへ
あの頃のような強い高知大と言われるためには、結果を出さないといけない。でも、自分達の理想とするサッカーからみんなは逃げないでほしい。高知大は強いし、いいサッカーするねと言われるようなチームであってほしい。正直言うと、この1年間だけでチームが劇的に変わり、優勝できるとは思っていなかった。僕たち4回生は何か高知大サッカー部が変わるきっかけを作れたんじゃないかなと思っている。意志というものは、先輩から後輩へと受け継がれていくものです。高い志を絶やすことなく、全力でサッカーに向き合ってください。応援しています。僕と深く関わったことのある選手は、特に自分が言われているという意識を持ってチームを牽引していってほしい。期待しています。
同期のみんなへ
振り返ると、横のつながりがない学年。1年のとき1人もAチームに入れなかった学年。最初は散々な言われようだったけど、なんとか全員でシーズンを走り切れたことが一番嬉しかった。サッカー以外のプライベートでみんなと関わることが少なかった中、ロボットみたいな俺を担いでくれて、最後まで支えてくれてありがとう。感謝してる。中学校も同じチームでサッカーをしていた副キャプテン。俺はサッカーのことばかり考える中、君がいつもチームみんなの意見を聞いてくれたから、組織として成り立っていたと思う。ありがとう。もう1人の副キャプテンへ。俺独断の意見で副キャプテンにしたから、みんなに散々なこと言われてきたと思う。でも、俺はチームで一番頼りにしてたよ。ありがとう。チームをリーグ戦に無敗に導いてくれたコーチ。一貫したサッカー感でチームを作ってくれたことに感謝してる。ありがとう。絶対書かないと拗ねるから書くけど、怪我が多かったライバルへ。実は熱くて、実は真面目で、実は繊細なことは分かってた。怪我でうまくいかないことの方が多かったと思うけど、最後まで仲間で居続けてくれてありがとう。サッカー部内において、プライベート一番一緒にいた一匹狼へ。色んな意味でこれからもがんばれよ。他にもチームの守護神としてゴールを守ってくれた同期、試合には出ないのにわざわざ応援にきてくれた同期、みんなありがとう。
監督へ
色々な意味で難しい学年だったと思いますが、的確なアドバイスやメリハリを持った対応にいつも助けられていました。これからも、後輩達と共に高知大サッカー部を強くしてほしいです。お世話になりました。
両親へ
ここまでサッカーを続けさせてくれてありがとう。小さい頃から厳しく説教され続けてきたけど、それがあったから人として成長できたと思う。本当に感謝してる。
高知大学でサッカーができてよかった。お世話になりました。
[MF 笹岡翼 (4回生)]

↑熱い後輩