私が今、プロになるために必要なことを考えてみた。それは、「怖さ」である。相手から見たときに、何も怖くない細い体、優しい顔、そして優しい口調。唯一、私の怖いところを挙げるとするなら、背後から猛スピードで迫り来る強靭なプレスバックだけじゃないかなと思う。「お前のプレスバックは世界一だ。すごく助かる」そう言われたことがあるような、ないような気もします。試合中に仲間へ何か指示をするときも、私は基本的に優しい口調で話す。今、相手にどんな言い方をすれば嫌な気持ちにならないか。そんなことまで考えながら指示をしている。味方がミスをしても、「大丈夫」「切り替えよう」といったポジティブな声掛けで済ませてしまう。もちろん、仲間を思いやることや、前向きな声を掛けることは大切だと思う。しかし、プロになるためにはそれだけでは足りない。例えば、決められるシュートを外した選手に対して、「外すのが当たり前じゃないぞ!」「何本もパスをもらえると思うな!」そういった厳しい言葉をかけることも、時には必要なのではないかと思う。


偉そうに話してきたが、結局私に一番必要なのは、もっとムキムキの体で怖い顔になり、声は低く大きく、そしてもっと強い口調でいることなのかもしれない。ピッチに入る前から怖く恐れられる存在になるために見た目にも気を遣っていきたい。

とりあえず、先生になれるように頑張るか。

[FW 北村晃大 (3回生)]


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