4回生の裏崎です。最後の投稿は、私が人生で最もとらわれていた「天才」というものについて書きたいと思います。

田舎町で育ち、周りよりも成長が早かった私はよく「天才」だと言われ、恥ずかしながら自分でも周りとは違うと思っていました。しかし、高校生になり、周りも成長していく中で次第に上手くいかなくなり、自分は天才ではなかったんだと思うようになっていきました。この苦悩と葛藤は、高い目標を持って取り組んできた人なら分かると思うので、あえてここで語ることはしません。それよりも今回は何故自分は天才になれなかったのか、どうすれば天才になれたのか、この人生で学んだことを伝えたいと思います。

まず「天才」について定義すると、「結果を残す人」だと思います。なぜなら、結果を出した人が評価される社会だからです。人生において「頑張ったで賞」は存在しないので、結果が全てを左右するといっても過言ではないと思います。

では、天才になるために必要なのは何か。それは「才能」と「運」です。よくサヨナラホームランを打ったヒーローは、ホームランを打つ才能とその時に打席に立てた運があるという話を聞きますが、まさしくその通りだと思います。私が出会ってきた天才たちも、この2つは必ず持っていたと思います。この才能と運をどうしたら大きくできるのか。私がこの22年間で嫌ほど考えたことであり、それを共有したいと思います。

まず才能について。私が伝えたいことは以下の2つです。

「1つの場所で使える才能は1つじゃない」
「1つの才能が使える場所は1つじゃない」

これは当たり前のことかもしれませんが、改めて考えてみるとここに才能を大きくするヒントが隠れていると思います。この2つから読み取れることは色々なことに挑戦するべきだということです。つまり、この場所で活かせる自分の武器は何なのか、この武器は他では活かせないのかと試行錯誤を繰り返すことが重要だといえます。その先に結果を残すことができる磨き抜かれた才能を手にすることができるのだと思います。

次に運について。結局、自分の力が及ばないところに左右されるのかと思いがちですが、運は自分で高めることができると思います。ここでは、運を高める方法を2つ挙げます。

第1に怪我をしないことです。怪我をして休んでいる間は絶対にチャンスを掴むことができません。結果を残せる才能を持っていたとしても、その場所に立てなければ意味がありません。これは本当にもったいないことなので、怪我をしないということは大事だと思います。

第2に夢を発信することです。自分はこんな夢を持っていて、それを叶えるために今このような活動をしているということが周囲に伝えれば、少なからず周りの人たちは協力してくれるようになります。今はSNSが発達しており多くの人と繋がることができるので、チャンスを呼び込むことができると思います。これをやらずに私が最も反省しているべき点ですが、本当に夢を叶えたいなら、恥ずかしいという感情は捨てて、周りに助けを求めるべきだと思います。

[※ 天才になるために必要なものに、あえて「感謝」と「努力」はいれませんでした。これはよくスポーツ選手が「夢を叶えるために必要なものは何ですか」とういう質問に、この答えをしているのを見て、疑問に思っているからです。残念ながら感謝をしていなくても夢を叶える人もいますし、どれだけ努力していても夢を叶えられない人もいます。そのことを考えると必ずしも必要とはいえないし、努力と感謝はそれ以前に「人として」必要なものなので、今回は省きました]

長々と書きましたが、これは天才に「なれなかった」私が書いているので、正しいかどうかは分かりません。ただ、前回のブログでも書いたように叶わなかった夢が趣味になるのが嫌だという人に、少しでも参考になればいいと思います。そして、自分は凡人だと諦めている人たちに少しでも前向きになっていただけると幸いです。

最後に両親へ。
これまで、自分の好きなサッカーを続けさせてくれてありがとう。高校から家を離れてサッカーに集中できたのも2人の支えがあったからだと思います。遠いのに応援に来てくれたり、毎回試合前にラインを送ってくれたのには心から感謝しています。期待してくれていた分、プロになるという夢を諦めたのは申し訳ないと思っていますが、他では絶対にできない経験をさせてもらったことは自分の宝になると思います。矛盾しているかもしれませんが、人生において「頑張ったで賞」は存在しないからこそ、頑張らないといけないと思うので、社会人になっても応援よろしくお願いします。

[MF 裏崎宏河(4回生)]

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↑注: こういう写真を撮ってSNSにあげるのは「夢の発信」ではなく、ただの「行き過ぎた自己承認欲求」です