ブログが公開されている本日4月26日、22歳を迎えました。4回生の石本龍之介です。

映画『君の名は。』が公開されたのはもう9年も前のことだそうです。時の流れの早さを身に沁みて感じます。ついこの前まで制服を着ていた感覚ですが、早くも大学生活は残り1年となってしまいました。あんなにいた先輩たちも皆卒業され、部員に敬語を使うことも無くなりました。今いる仲間と共にサッカーに向き合うことができるのも、もう1年しかありません。そんな時期を迎えた今現在の気持ちを率直に書いていきたいと思います。お付き合いください。

いきなりですが、部員の皆さんに質問です。

「なぜサッカーを始めようと思いましたか?」

先日なぜか夜眠れない日があり、スマホを見ながら眠たくなるのを待っていると、あるものが目に入ってきました。それは、小学校から高校までの自分の試合映像のDVDでした。幼いころから両親が試合に来るたびに映像を撮影してくれており、その都度見ながら試合を振り返ることをしていました。ちょうど2年前の今頃、サッカーが楽しくなくなってしまった自分のために両親が実家から持ってきてくれたものです。その映像の中身が気になった私は、深夜に中学生の頃の試合を見始めました。

その映像には、お世辞にも上手いとは言えない中学生の頃の自分が写っていました。けれども、今よりも真っ直ぐにボールを追いかけ、どこか純粋にサッカーを楽しんでいる様子を見られました。思い返せば、純粋にサッカーを楽しみ、上手くなりたいとひたすらに向き合い、毎日サッカーのことしか考えていなかったような気がします。果たして何がそこまで自分を突き動かしたのか。サッカー漬けの毎日を楽しむことができた、その原動力はなにか。色々と考えた結果私が辿り着いた一つの言葉があります。

「好奇心」

大学3年間の少年少女サッカー教室や、二度の教育実習で感じたことは、子どもは興味のあることに一生懸命に取り組もうとし、面白そうと思ったことには積極的に取り組もうとすることです。思い返せば、高知大学を選んだのも、たまたま愛媛で行われていた試合で先輩方が楽しそうにサッカーをする姿を見たからでした。高校を選んだのも、全国の舞台で全国の強豪と渡り合っている姿を見たからでした。中学で部活ではなくクラブチームを選んだのも、自分がもっと高いレベルでプレーしたいと思ったからでした。サッカーを始めたのは、父や従兄弟がサッカーをしていたからでした。私のサッカー人生における選択は、全て自分の好奇心の赴くままに選択し続けてきたのだと感じました。

しかしながら、時折考えることもあります。「本当に自分は好奇心の赴くままに選択できているのか」、「いつからか、打算的で効率の良い方ばかりを選択し、人の目ばかりを気にした言動を選ぶことで当たり障りのない方向へと逃げてしまっているのではないか」、「自分はこう思っているが、ここで言うと面倒なことになるから黙っておこう」そんなことを考えることも少なくありませんでした。大学に入ってからも、多くの人と話せばそれだけ面倒なことも増えてしまうと分かっていたため、あえて自ら関係を築こうともしませんでした。

けれども、このままではダメだと今この立場になって気づかされました。誰かの上に立つ人間として、誰かに何かを教えようとする者として、いろんな人のことを知ろうと思いました。この人は何を考えてプレーしているのだろう。この人は何を考えて話を聴いているのだろう。もっと言えば、この人はなぜサッカーをしているのだろう。その人についていろいろ理解していく中で、この人は今こういう気持ちなんだろうな。こう考えていたんだろうなということが分かってきます。そうすればその人への接し方も考えることができます。今の私の立場にはこれが必要なのだと気づかされました。決して責任感や義務ではなく、自分の好奇心に従った結果このような考えに至りました。

だからこそ、今シーズンはいろんな人と話したいと思っています。特に今シーズンになってから同期とは積極的に会話をするようになりました。先日、ある後輩が「仲悪いって言われてた学年が、この時期になって一つになろうとしているのが嬉しい」と言っていました。おそらく同期のみんなも同じ気持ちの人が多いのでしょう。今シーズン、良くも悪くも自分たちの色がチームの色となります。互いに支え合いながら、共に高知大を引っ張っていきましょう。

後輩たちへ。
もう一度サッカー部に入ったときの気持ち、サッカーを始めたときの気持ちを思い出してみてほしいです。その時のみんなは、少なからずサッカーに対して好奇心をもっていたはずです。少なからずサッカーに興味を持っていたはずです。それぞれに与えられた大学生活をどのように過ごすのかは自分次第ですが、グラウンドにいるたったの90分間だけは、サッカーに好奇心をもっていてほしいです。どうしたら上手くいくのか、なぜ上手くいかないのか、自分は何をすればよいのか。どんな些細な疑問でもいいです。その疑問と向き合うようにしてほしいです。一人で解決できない時はいつでも聞いてください。それが今シーズンの僕の役割だと思っています。後輩たち全員の力が必要です。今シーズン、四国制覇という目標のために力を貸してください。

最後に、私は今まで以上にサッカー部のために動くと決めました。

今シーズンの目標を達成するために。
これまで支えてくれた先輩方に恩返しをするために。
これからの高知大を支えていくであろう後輩たちのために。
4年間の大学サッカーを後悔なく終えるために。

全力を尽くします。もう二度と悔し涙を流さなくていいように、あんな思いをしないように、サッカーに向き合っていきます。

「好奇心の赴くままに。」

[学生コーチ 石本龍之介 (新4回生)]

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↑ 初対戦、楽しみにしてますね