大学生になってから2回目の夏休みを迎える今日この頃、大学生として、また高知大学体育会サッカー部での生活にやっと慣れてきたように感じる。このタイミングで入学してからの約一年半の期間を自分なりに振り返ってみたいと思う。

1年目はとにかく悩むことが多かったという感覚がある。高知大学サッカー部の難しい戦術、Fチーム期間の終わりごろに告げられサイドバックへのコンバート、試合に出られない日々、仲間の活躍、新チーム発足時のAチーム昇格やBチーム降格など悩む機会が多かった。特に新チーム発足時の昇降格は印象に残っている。年が明け、連絡網に送られたメンバーリストでは自分の名前はAチームにあった。しかし、プレーをしてみたら自分は何も出来ずにただボールを失って、自分の武器である守備でもチームに貢献できず、爪痕ひとつ残すことなく、Bチームへの降格を告げられた。ただ、その後Bチームではその悔しさを糧に努力を続け、モチベーションを保ったまま成長できたように感じる。1ヶ月後のメンバー入れ替えではAチームに復帰することも出来た。この時、自分がBチームでプレーしていた感覚では、前回Aチームでプレーしていた時よりも絶対にいいプレーができるという自信を持っていた。しかし、現実は甘くはなかった。1ヶ月間で自分の課題を大量に突きつけられ、Bチームに戻ることとなった。今思えば、この降格には悔しい気持ちの反面、少し気を緩めてしまった自分がいたのだと思う。Bチームの練習では調子は一向に上がらず、自分の持ち味の出し方すら分からなくなっていた。練習試合ではスターティングメンバーにも入らず、2本目終わりごろや3本目から試合に出て、緩いプレーをして終わる。そんな日々を許してしまっていた。 Bチームでならいいプレーができるだろうと甘い考えを抱いていた自分には当たり前の結果だと思う。この期間、モチベーションは最悪で、生まれて初めてサッカーが好きではないのかもという感覚に陥るほどであった。

4月になって1年生が入りカテゴリーが分けられた頃、ようやく自分の置かれている状況に危機感を覚えた。このままでは試合には出れず、1年生の時と同じ気持ちを味わうことになるのではないかと。どうしたらこの前までやっていた楽しいサッカーがプレーできるのか、どうしたら自分は活躍ができるのか、とにかく考えた。たどり着いた答えは「武器」だった。考えれば考えるほど新しいプレーにばかり手を出して難しい挑戦ばかりになっていたのだ。自分のプレーに安定感をもたらすのは「武器」の存在である。自分の武器は守備だ。とにかく守備で活躍できる選手になろうと割り切った。その時から調子の向上を感じた。初めてスターティングメンバーに選ばれ、試合に出てグータッチ動画に映った時にはとても嬉しかったし、この立場を離したくない。また、Aチームでのこの立場を勝ち取りたいと思った。

今は自分の武器を見失わずに戦い続け、そこに少しだけでも攻撃での新しい武器が持てたら、自分はもう一段階上のステージに立てると考えている。今ある武器を磨き、少しずつ新しい武器を増やす。そして、三度目のAチーム昇格をここに誓う。

[MF 青田吉平 (2回生)]

IMG_8916
↑武器明確男