ついに、大学サッカー最後のシーズンを迎えた。この3年間で、新しいことに挑戦し、多くの成長を実感することができた。高校時代に苦手だった筋トレの開始や試合運営、サッカー教室への参加など、多くの経験を積んだ。プレー面だけでなく、オフザピッチにおいても大きく成長できたと感じている。それらの中でも、自分が最も変化したと感じるのが「応援」に対する考え方である。

ここで一つ質問したい。応援は好きですか?

様々な意見があると思うが、今の自分は楽しみながら心から応援できていると断言できる。しかし、3年の前期までは正直、応援が好きとは言えなかった。その理由が「嫉妬」である。最近、最優秀助演男優賞を受賞した佐藤二郎さんのスピーチが印象に残っている。(気になる方は調べてください)佐藤さんも他の俳優への嫉妬から日本映画を観ていなかった時期があったという。その話を聞き、自分も同じだったと気づいた。3年前期まで、同期や後輩がAチームで活躍している姿を素直に認めることができなかった。「なぜ自分がAチームに上がれないのか」「自分のプレーは見てもらえているのか」といった不満ばかりが募り、他責的な考えに陥っていた。自分の実力不足を認めたくなかったのだと思う。

しかし、3年の後期に差しかかる頃、その考えは変わり始めた。Bチームの学生コーチが繰り返し口にしていた「チームのために戦おう」という言葉が心に残った。また、チームのために県外まで応援行っている先輩の姿を見て、自分自身に問いかけた。「自分は本当にチームのために戦えているのか」と。振り返ると、それまでの自分のプレーは自己満足に過ぎなかった。得意なドリブルをするのは良いが、自分のプレーに満足し、守備にはほとんど関わっていなかった。走れず、戦えない選手だったと気づき、自分の未熟さを痛感した。そこから守備にも積極的に取り組み、チームのために戦うことを意識するようになった。

その結果、試合に出場していない時でも、ピッチで戦うBチームの選手や、それぞれのカテゴリーで戦うAチームやCチームの選手を素直に認め、応援できるようになった。SUL第3節の愛媛大学戦では、先制を許したものの後半20分に翔仁が同点に追いつき、試合終盤まで緊迫した展開が続いた。後半45分、キャプテンさとしのフリーキックに景虎が合わせ、勝ち越しゴールを決めた瞬間、喜びが爆発した。同期の活躍を心から喜べたあの瞬間、改めて応援の素晴らしさを実感した。

人を本気で応援できるようになることで、自分のプレーも変わる。これがこの3年間で最も成長した部分である。今、応援することに前向きになれない人がいるなら、伝えたい。心から応援することは、必ず自分のプレーにもつながる。無理に声を出す必要はない。まずは「頑張れ」と思う気持ちを持つことが大切だ。そして、それをできるなら言葉にしてほしい。その一言が、ピッチに立つ選手の力になる。もちろん、自分はAチーム昇格を諦めたわけではないし、プロも本気で目指している。まずは前期のIリーグでチームの勝利に貢献し、結果で自分の実力を証明する。そしてトップチームに上がり、サイドで1人、2人と突破できるウィンガーとして活躍する。この目標は必ず達成する。そのために、常に自分にベクトルを向け、努力を積み重ねていく。

心から応援される選手になる。

最後に同期へ。最高のシーズンにしよう。

[MF 定井雄大 (4回生)]


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