まず初めに、このブログを書く機会を与えて頂いた、布部さんをはじめとする広報部の皆さん。ありがとうございます。毎日このブログを見るのが楽しみで、色んな選手の顔を知る事が出来ました。これは来年以降も是非続けて頂きたいと思っています。

明日から最後の大会が始まる。

兄に憧れて、6歳から始めたサッカー。足元にはいつもサッカーボールがあった。

ここまでサッカーを続けてこれたのは、たくさんの仲間とライバルがいてくれたからだと思う。チームは違えど刺激を与えてくれる仲間もたくさんいる。本当に感謝している。指導者の方々にもたくさん出逢い、多くの事を与えていただいた。今でも連絡をくださる中学時代、高校時代の監督。プライベートでもお世話になった先生方もたくさんいる。色んな人のおかげで今の私がある。サッカーをしていなかったら、今の私は全く違った人物になっていただろう。

今年主将になり、幹部と4回生を中心にこれまでになかった新たな取り組みを始めた。班活動や月1回の全体ミーティングなどである。各選手が色々思う事は多々あったと思うが、最後までついてきてくれたこと、最後までやり切ってくれたこと。この場を借りて感謝の気持ちを伝えたい。今年のチームスローガンである「挑戦」の評価を尋ねられれば、私は間違いなくやり切ったと自信を持って言える。

主将としてチームに関わらせてもらって、本当にたくさんの事を学んだ。チーム内での衝突や問題、挙げたら数えきれない程、次から次と難題に直面してきた。それらを乗り越えられたのは、いつも近くにチームメイトとスタッフがいてくれたからだと思う。自分の中でサッカー部という存在がどれだけ大きいか、どれだけ大切かを改めて実感した。特に4回生には感謝してもしきれないほどだ。本当にありがとうと伝えたい。

各カテゴリーにおいて、4回生は色んな面で本当に大きな活躍をしてくれた。チーム代表や学生コーチはもちろん、それ以外の選手達も。また、マネージャーの三人は朝早くから夜遅くまでチームのサポートを4年間最後まで続けてくれてありがとう。サポートがあったから、選手は最後までサッカーに集中出来た。本当にありがとう。そしてお疲れ様でした。

私は今年、時間があれば色んなカテゴリーの練習を見に行った。そこで見たものは、昨年までの姿ではなく、チームを支える、引っ張る4回生の姿だった。「4回生になれば当たり前」と考える人もいるだろう。しかし、これまでの自分から大きく変わることはそう簡単ではない。サッカーだけでなく、それ以外の面でも後輩に対して大きな物を残してくれたと感じている。後輩たちは、何か感じ取ってくれていたら嬉しいし、そこからまた何かを発展させて欲しいと思う。

この1年間は色んな選手と話す事を心掛けてきた。サッカーでもプライベートでもだ。各選手が内に秘めているものを引き出すために会話を増やし、厳しい事もたくさん言った。人は甘い誘惑があれば、そっちに流れやすい生き物だと思う。しかし、そこで自分に厳しくどれだけ強く踏ん張れるかで大きく変わってくるはずだ。自分に優しい事ばかり言ってくれる人や、甘やかしてくれる人に付いていくのは、私は良くないと思っている。自分に厳しく、優しさを捨てて接してれる人の方がより信頼出来るし、自分を向上させてくれると分かっているから。私自身がそれらを経験してきたからこそ、各選手が少しでも良い方向に向かえば、向かうキッカケになればと思って色んな事を言った。どれだけ嫌われようが、陰で何を言われようがそんなことはどうでもよかった。そうすることでチームがより良い方向に向かう自信があったから。

今年は下級生が発言しやすい環境も作ってきたつもりだ。「発信と受信」という言葉があるが、私から発信しても相手が上手く受信してくれないと意味がない。さらに、受信した後に発信し返す事を要求してきた。一方的なコミュニケーションには何も生まれないからだ。シーズン始めに比べると、現在は互いに発信と受信が上手く出来る関係になったと思う。これは当たり前の事かもしれないが、私はチームの大きな成長だと感じている。そういう小さな積み重ねこそが最後に結果として表れ、強いチームになると信じてきた。

「主将」という立場が、私を更に成長させてくれたのは間違いない。責任感や達成感を幾多も味わってきたからこそ、プレイヤーとしても人としても成長出来たと思う。

今年の4回生には、私以上に主将に相応しいと思う人が二人いる。それは二人の副将である。彼らは、いつも私に良い影響を与えてくれた。的確な発言や考えを伝えてくれるし、何より私をいつも支えてくれた。この二人が居なければ、私はやり切れなかった、大きな存在だった。三人でミーティングを重ねた回数は数えきれない。楽しい事も苦しい事も共有してきた二人には本当に感謝している。ありがとう。

もう1人感謝を伝えたい人がいる。恒松翔哉である。プライベートでも仲の良い彼には、いつも助けられてきた。背は一際小さいながら器は倍以上大きい。彼には1回生の時から支えてもらった。大事な試合の前にはいつも長文のラインをくれ、試合後には居酒屋で反省会。そんな彼のお陰で救われたことはたくさんあった。本当にありがとう。

他にも3回生ながら主務としてマネジメントをしてくれて、チームに欠かせない存在だった高藤。彼を観ていると、大した事もしてない自分が大変だなんて言ってられない、と思わされるほど、チームの為に献身的に動いてくれた。今年のチームのMVPは彼だと思う。そして、毎朝トレーニングをしてくれて、自らもプレーヤーとして活動し、夜遅くまで練習メニューを考えてくれた佐々木学生コーチ。毎週末指導に来てくださる宮武コーチ。毎週火曜日に最高に身体をイジメてくれる六反田さん。もうすぐパキスタンに旅立つであろうぺぺさん。そして、チームが良い時、悪い時、どんな時も私達を成長させてくれた川田監督。私は、川田監督に出逢って色んな成長を実感する事が出来た。毎日の練習が本当にキツくてしんどかったけれど、それ以上に面白くて楽しい毎日だった。本当にありがとうございました。

たくさんの人に感謝の気持ちがあるが、やっぱり1番感謝しているのは両親だ。

父さん、母さん。16年間、何不自由なく大好きなサッカーを続けさせてくれて本当にありがとう。

両親は、小さい頃からどんなに遠くてもいつも試合に足を運んでくれた。小さい頃、父は仕事でどんなに疲れていても自主練に付き合ってくれた。母はどんなに忙しくても、体調が悪くてもいつも美味しいご飯を作って待っていてくれた。そんな両親の為に頑張ろうといつしか思い始めたのを鮮明に覚えている。高校時代は寮生活で、大学と合わせると7年間実家を離れているが、実家に帰った時はいつも力を与えてくれる。母は今、このブログを観て号泣しているだろう。父親は何も言わずに目を細めて画面をスライドしていると思う。

昔は、母親が撮った試合のビデオを家で観て、兄と父親に説教されるのが嫌だった。夜ご飯のメンタルは最悪で、いつもドン底に突き落とされた気分だったが、そんな家族のおかげで成長出来た。本当にありがたい事だと思う。いつも良い指摘をしてくれる兄と最善策を与えてくれる姉にも感謝しきれない。家族の存在がいつも私に頑張る勇気と元気を与えてくれていたと、最近しみじみと感じている。

いよいよ明日から私にとって最後のインカレが始まる。

2回生の時は、自らゴールを決め勝利を経験した。3回生の時は、チーム事情によって前半15分でピッチを退いた。その後、チームは敗れ、良い想いは出来なかった。

4回生になった今年の初戦の相手は福岡大学。私が大学入学後に最も望んだ相手との対戦である。

地元福岡で育った私には、小学校から高校まで所属チームや選抜などで共にプレーした面々が数多くいる。何より、三年前のインカレでは福岡大学に延長の末、敗れている。その時私は遠征には帯同していたものの、スタンドから試合のビデオを撮っていた。負けたことよりもピッチに立てなかったことの方が悔しかった。

私は、全国大会で勝った時の応援組の喜んだ顔を今でも鮮明に覚えている。ピッチに立っているメンバーも、ベンチもスタンドも全てが一体となっていて、チーム全員で勝利を共有していた。明日の試合でも、山田団長をはじめとする大応援団が最高の応援をしてくれるはずだ。そんなチームメイト達の声援を背に闘えることは、本当に誇りであると感じる。

明日、四年間の集大成を、これまでのサッカー人生の集大成をピッチで表現する。そして、今後の高知大学体育会サッカー部の未来に繋がるように結果で応える。145人全員の想いを背負って、最後まで全力で闘い、勝利を掴みに行く。

さぁ行こう、最高の舞台へ。そして、1日でも長くみんなでサッカーをしよう。

4回生  下園 直輝 (主将・MF)